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ヘア用コスメ化粧品

 髪を整えたり、髪の色を変えたり、頭皮の清潔を保つためのものが、ヘア用コスメ化粧品です。男女別、特に男性用として販売されているものもありますが、男性が女性向けのシャンプーや整髪剤、ヘアカラーなどを使っても問題はありません。

■シャンプー
 髪の汚れ・頭皮の汚れを落とすことが主目的の洗剤で、泡立てて利用するものが一般的です。といっても、基本的に、髪の毛そのものはこすリ洗いはしません。シャンプー時には頭皮はマッサージするように洗い、髪の毛は優しく揉み洗いする程度です。シャンプーのコツは、洗う前にブラッシングをしてから、1分程度お湯のみで前洗いをすること、髪の毛に直接シャンプー剤をつけずに手であわ立ててから塗布すること、そして髪の毛よりも頭皮を洗うことに重点を置いて、しっかりと洗い流すことです。入浴できない人向けに、洗い流さないドライシャンプーもあります。

■リンス・コンディショナー
 髪の毛の表面をコーティングすることで、摩擦、静電気を押さえる目的の商品です。どちらかといえばコンディショナーのほうがトリートメントに近い商品なのですが、最近はリンスとコンディショナーに明確な差はありません。多くリンスとコンディショナーには、髪の手触りをよくするためにシリコン剤が含まれているため、しっかりと洗い流さないと毛穴詰まりや肌荒れの原因になります。理想的なのは美容院形式でシャンプー、リンスもしくはコンディショナーを使うことなのですが、シャワー時にシャンプーする場合どうしても顔や背中にリンス・コンディショナーが付着してしまいます。顔や背中に吹き出物などができる場合は、リンス・コンディショナーのやり方を見直すだけで改善されることもあります。

■トリートメント
 髪のダメージをケアするための商品です。ただ、最近は高機能なコンディショナーも販売されていますので、さほど差がないことも。トリートメントは治療という意味で、カラーリングやパーマなどで髪が痛んでいる場合はこちらを選んだほうがいいでしょう。最近は染料が混ぜ込まれたトリートメント効果のある白髪染めなども販売されています。ですがこうしたトリートメントをかねた白髪染めは染まりも弱く、色落ちも早いため使い続けなければいけないこともあります。

■ヘアパック
 効果はほぼ、トリートメントと一緒で、痛んだ髪を修復するのが目的の商品です。トリートメントよりも固めでクリーム状のものは、入浴中にヘアパックしやすく手軽に髪の手入れが可能です。もちろんトリートメントでも、ラップなどを巻いて入浴すれば十分パック効果は得られます。

■ブリーチ剤
 髪を脱色することを目的とした商品で、染色効果はありません。青や緑、ピンクなど、特殊な色で髪の毛を染色したい場合は、ブリーチ剤でしっかりと色を抜いてから染色するのが一般的です。ただし、髪の毛が痛みやすいので、ブリーチ剤、ブリーチ剤が混ぜられた染色剤は続けて利用してはいけません。

■ヘアカラー・白髪染め
 どちらも髪を染めることを目的とした商品です。ただ、日本人の髪は基本的に黒が多いので、黒の色素を抜いてからでなければカラーははいりません。そこでヘアカラー剤、白髪染めともに、ブリーチ剤と同じ脱色成分と、髪を着色させるための染料、両方を混ぜて染め上げることになります。ヘアカラーと白髪染めは、基本的には同じ仕組みで髪を染めます。ですからヘアカラーでも白髪も染めることは可能なのですが、白髪は染まりにくいため、白髪染めのほうがより染色しやすいよう溶剤が配合されています。ヘアカラーで染めた白髪はきちんと染まらないこともありますから、白髪が目立つ場合は白髪染めを選んだほうがいいでしょう。

■整髪料
 液状、ジェル、クリーム、ワックス、フォーム(ムース)など、さまざまな商品が販売されています。寝癖直しも整髪料の一種ですね。整髪力の強いものほど落ちにくく、シャンプーせずに眠ってしまうと枕カバーなどに整髪量が付着し、肌荒れを引き起こすこともあります。

■ヘアトニック
 頭皮の手入れを目的にした商品で、頭皮向けの化粧水のようなものです。ふけや痒みなどを防ぐものや、薄毛や脱毛、育毛などの効果がもっとも広く普及しています。

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