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コスメ化粧品のお値段・100円ショップと大手ブランド

 化粧水ひとつとっても、そのお値段は100円ショップで買えるものから1万円もするようなものまで、実に金額に幅があります。どうしてコスメ化粧品は、こんなにお値段に差がでるのでしょう。化粧品のお値段には、広告費、研究開発費、人件費などなど、実に多くのお金が含まれています。
 一昔前は、化粧品の原価は100分の1以下というのが定説でした。もちろん今は幅広い金額のコスメ化粧品が出回っていますから一概にそうとはいえませんが、もともとコスメ化粧品の原価はかなり安いものであるのは間違いありません。
 コスメ化粧品の金額が、原価の何倍ものお値段になるのにはもちろん理由があります。コスメ化粧品のお値段には、広告費、研究開発費、人件費、運送料などなど、実に多くのお金が含まれています。特にコスメ化粧品という市場ジャンルは、その市場規模に比較して特出して大きな広告費が掛けられているジャンルです。ですから、テレビコマーシャルを行なわずに、大量に流通させられるコスメ化粧品は当然安く消費者に届けることが可能になります。また、日本人の気質にもかかわりがあるのですが、「ただより高いものはない」と良く言われますよね。「安かろう悪かろう」という言葉もあります。安すぎると、逆に売れなくなってしまうということも、コスメ化粧品のお値段には影響しているのです。
 ですから、かしこい消費者になるためには、コスメ化粧品は「高ければ高いほど優秀」であるという先入観は不要です。日本人は高いものほど、購入した際の満足度は高くなる傾向にあります。ですがその満足度は、商品の質に対するものではない場合もあるのです。もちろん、高い商品も安い商品も、同じ効果があるわけではありませんし、安全性や信頼感も大きな購入ポイントになります。ですが、なんとなく「高いほう」を選んでしまう傾向がある人は要注意です。自分に合わないコスメ化粧品に出会うと、より高価なものを選んでしまうことがあるからです。自分にあった商品かどうかは、そのコスメ化粧品に含まれる成分や機能を重視して選ぶのが賢い買い物になるはずです。

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